1.季節の香り「アジサイ」
梅雨の季節といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?湿気、雨、傘、カタツムリ…
色々なモノが思い浮かんでくると思いますが、梅雨のお花といえばやっぱり『アジサイ』ですよね!
そんなアジサイの『香り』が、いま新たな流行として注目されているんです!
一体どのような香りなのでしょうか?今回はお花のアジサイからアジサイの香水まで、ご紹介いたします!
2.アジサイとは?
皆さんは、アジサイが日本のお花だということをご存じでしたか?
その歴史は奈良時代にまでさかのぼります。
日本におけるアジサイについての文献資料は「万葉集」がはじまりで、アジサイについての歌が二首詠まれています。アジサイは、はるか昔から日本で自生していたことがわかりますね!この始まりのアジサイは、ガクアジサイと呼ばれています。
その後長い年月を経て海外へ広まっていき、日本や海外で品種改良を重ねながら現在のアジサイになっているのです。
花言葉は『知的』、『謙虚』、『愛情』などがありますが、一方で『冷たい』、『高慢』などネガティブな印象を受ける言葉もあります。
こういった花言葉は少し怖いと感じるかもしれませんが、アジサイに対するしなやかで強さのある高貴なイメージを感じ取ることができます。
アジサイは英語で『HYDRANGEA』、ハイドレンジアと呼ばれています。アジサイ属の学名も『Hydrangea』で、語源はギリシャ語から来ています。「Hydr-」の部分は水の意味を、「-angea」の部分は器を意味していて、ハイドレンジアは別名『水の器』ということになりますね。梅雨の時期にたくさんの雨を受け止めるアジサイにぴったりの名前です!
3.アジサイってどんな香り?
そんなアジサイですが、実はお花のアジサイにはあまり香りがありません…!
カシワバアジサイやコアジサイという品種は甘い香りがするのですが、基本的にアジサイのお花には強い香りがないのです。
では、新たな流行であるアジサイの香りとはどういうものなのでしょうか?皆さんは、アジサイに自分で香りをつけるとしたらどのような香りにしますか?
現在、アジサイをイメージした香水は数多く発売されています。そのいくつかをご紹介します!
4.アジサイをイメージしたフレグランス
①フローラノーティス ジルスチュアート ブルーハイドレンジア リペアヘアオイル
(コーセープロビジョン株式会社)
【CONCEPT】
雨上がり。まだどこか憂いを含んだ午後。差し込む光が照らしたのはきらめく雨粒に濡れた陽花。“ブルーハイドレンジア”。そっと触れて、香りを嗅ぎたくなるような美しいその姿は、心まで洗われるよう。Flora Notisが紡いだのは、揺れる紫陽花と、雨模様から晴れてゆくときの清々しい空気感。爽やかに澄みわたる初夏の香りをあなたへ。
Top:ベルガモット、アップル、リーフィー
Middle:ジャスミン、ウォーターリリー、ウィステリア、ハイドレンジア
Last:ムスク、アンバー、セバー
爽やかなベルガモットと、みずみずしいアップルが織り混ざり、神秘的で透明な空気を感じさせる。
あざやかなフローラルが重なって、雨に濡れながらも凛と咲く紫陽花を想わせる。
やがてムスク、アンバーがしっとりと香り立ち、雨上がりの空のように澄みわたる気分へといざなってゆく。
商品レビュー
1度でも、ジルスチュアートを使ったことがある方は「The ジルスチュアートの香り」といえば分かる香りがします。
まだ使ったことがないよって方にも伝わるように分かりやすく説明します!
紫陽花といえば、雨の日といったイメージがあります。雨の日は匂いが分かりにくくなりますよね?そんな日でも、紫陽花の匂いに包まれ、まるでお花屋さんにいるかのような感覚になれます。
イメージは上品な大人の女性です。
ボトルは青と白のグラデーションになっています。揺らすたびにグラデーションの形が変わってとても可愛いです。ボトルの形や金色のビンの蓋からヨーロッパ風な宮殿をイメージしました。
②ヴァシリーサ リ フレクト ハイドレンジア オードパルファム
(株式会社フィッツコーポレーション)
【CONCEPT】
“Uncertain mind, that’s also part of me.“
うつろう心の、私と向き合う。
咲く場所の土壌によって花の色が変化するアジサイのように、その時々でうつろう私の心。
英語でアジサイを表す「Hydrangea(ハイドレンジア)」は、「水の器」という意味をもつ。
花弁いっぱいに受け止めた水滴に映る、私のしなやかな強さに気づく。
TOP:ネロリ、オレンジ、グレープフルーツ
MIDDLE:アジサイ、アイリス、ロータス
LASE:アンバー、ムスク
大人っぽくきらめく柑橘に、たおやかさを備えたフローラルが重なる、
儚さと透明感が同居するみずみずしいアジサイの香り
商品レビュー
ヴァシリーサのハイドレンジアの香水は、第1印象はみずみずしくさっぱりした柑橘系の香りがします。その後、奥深くから優しいお花の甘い香りがしてきます。
柑橘系の香りなのに嫌味のない柔らかな香りがするので、どの場面においても適応します!
イメージは明るくフレッシュな女性です。
柑橘系の香りがするので、男性にもおススメです!
さらに!ボトルもめちゃ可愛いんです!ボトルの色が紫色で、見たら紫陽花の香水だとすぐに分かります。
女の子が1度は使ってみたいデザインです。シンプルだけど洗練されたデザインで、私はこれを見てシンデレラを想像しちゃいました。
③ジョンズブレンド ムスクアジサイ ヘア&ボディミスト
(株式会社ノルコーポレーション)
【CONCEPT】
降り続ける雨の世界に添えられた、色とりどりのアジサイをイメージした繊細な香りに、
ホワイトムスクの清楚さをプラスしたウォータリーフローラルの香調です。
しとしとと雨音が聞こえる庭先に、凛と咲き誇るアジサイの花々の透明感を
イメージしました。
Top :グリーン、アップル、ペア
Middle :スイセン、イランイラン、オゾン、ヒヤシンス、スミレ
Base :ムスキー、パウダリー
心なしか重くなりがちな梅雨の時期を軽やかに過ごしてほしいという想いから、
これまで基調としてきたブラウンボトルに替えて瑞々しいアジサイの花と雨の世界を
表現した透明感のあるクリアボトルで揃えました。
明るく、涼やかな新しいJohn’s Blendの世界をお楽しみください。
商品レビュー
紫陽花といえば、お花の香りを思い浮かべますよね?
まずは石鹸の香りがします。それから、数秒後にはアップルの香りがします。これこそ、The 定番で万人受けする香りだと思います。
イメージはモテる女性です。
ボトルはお花のデザインがあり、シンプルかつ可愛いです。また、スプレー式なのでとても使いやすいです。
④ジェイセント W06 紫陽花 / Hydrangea オードパルファン
(有限会社ルズ)
【CONCEPT】
雨の午後、濡れた紫陽花が静かにたたずむ清楚な香り
ヒヤシンスやバイオレットの憂いを帯びたグリーンな香りから、ジャスミンやイリスの生花のような香り、そしてシダーウッドの木の香りが微かに漂います。そぼ降る雨に咲く紫陽花を、静かに愛でる情景をイメージした香りです。
Top:バイオレット、リーフグリーン、ヒヤシンス
Middle:ジャスミン、ローズ、イリス、ミューゲ
Last:シダーウッド、ムスク
商品レビュー
これまでご紹介したアジサイ香水とはイメージがガラッと変わる香りです。
第一印象は和!どこか懐かしいお香のような香りと自然なお花の香りがします。
ボトルのキャップを開けた瞬間から甘い香りが漂ってきます!
自然な香りなのに、強いインパクトがあり、イメージはかっこいい大人の女性です。
ボトルの中の香水の色が薄い茶色で、和をイメージしたデザインになっており、年齢関係なく使うことができるのがポイントです!
5.アジサイの香りを身にまとって
いかがでしたか?一言でアジサイの香りといっても、本当に様々なイメージの香りがたくさんあります!
みなさんも気になる香水をチェックして、お気に入りのアジサイの香りを見つけてくださいね♡
一緒に香水で流行を先取りしちゃいましょう!