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編集部コラム

香水の持続時間はどれくらい?種類ごとの持続時間や長持ちさせるコツ

香水を付けていると、持続時間はどれくらいなのか気になったことはありませんか?持続時間は香水の種類ごとに異なります。種類ごとの持続時間や、香りを長持ちさせるコツを知って、素敵な香りを長く楽しみましょう。

せっかく香水を付けるなら、自分にとっても周囲にとっても心地よい使い方をしたいですよね。

実は、香りの強さや持続時間は香水の種類によって違うため、最適な量や付け直しのタイミングは種類によって異なります。

今回は、香水の種類ごとの持続時間や正しい付け方、香りの変化などをご紹介します。1日中よい香りに包まれて過ごせるよう、香水の香りを長く楽しむコツを知っておきましょう。

1.香水の持続時間は?

香水の香りの持続時間は、香水の種類によって異なりますが、長いものだと5時間〜7時間、短いものだと1時間〜2時間前後となっています。

香りの持続時間のカギを握るのは、香水に含まれる香料の割合です。

賦香率(ふこうりつ)ともいい、一般的にこの数字が高いほど香りの持続時間は長くなり、反対に低いほど短くなります。

香水は、賦香率が高い順に「パルファン」「オードパルファン」「オードトワレ」「オーデコロン」の4種類に分類されます。

1.1.パルファン

パルファムとも呼ばれ、香水のなかで最も賦香率が高く、香りの持続時間も長い種類です。

賦香率は15%〜30%で、香りの持続時間は5時間〜7時間前後。

香りが強く高価な香水で、少量でもしっかり香るためパーティなどの華やかなシーンにおすすめです。

付け方は、点を描くように1、2プッシュして肌に落として使うようなイメージを持っているとよいでしょう。

1.2.オードパルファン

「オーデ/オード(Eau de)」とはフランス語で「〜の水」という意味で、その名のとおりパルファンを水で薄めたものです。

オードパルファムとも呼ばれ、賦香率は8%〜15%で、香りの持続時間は5時間前後。

パルファンに比べて香りと価格が抑えられているため、カジュアルな場からフォーマルな場まで幅広いシーンで使用できます。

付け方は、線を描くように1〜3滴ほどの量を薄くのばして使うのがおすすめ。

スプレータイプの場合は身体から10〜20cm程度離して、1〜2プッシュするとよいでしょう。

1.3.オードトワレ

日本では最もスタンダードなタイプの香水です。

賦香率は5%〜8%で、香りの持続時間は3時間〜4時間前後。

柔らかな香りがほどよく持続するため、学校やオフィスでの普段使いや香水初心者にもおすすめです。

付け方はオードパルファンと同様、線を伸ばすイメージで1〜3滴ほどの量を薄く広げ、スプレータイプの場合は身体から10〜20cm程度離して1〜3プッシュするとよいでしょう。

1.4.オーデコロン

香水のなかで最も賦香率が低く、香りの持続時間も短い種類です。

賦香率は3%〜5%で、香りの持続時間は1時間〜2時間前後。

ふんわりと優しく香りが広がるため、強い香りが苦手な方や一時的に香りを楽しみたいときにおすすめです。

賦香率が低いため、1ヶ所に集中して付けるのではなく、面をイメージして広範囲に付けることでほどよく香ります。

つけたい部分にロールを当てて転がすロールオンタイプのものなら、いつでもどこでも簡単に香水を付け直すことができて便利です。

※香水はどの種類であっても各メーカーによって賦香率が異なる場合があり、種類の表現もメーカーによって違う場合があります。

2.香りには3段階ある

また、香水の香りは時間の経過とともに変化するという特徴があります。

香水は何種類もの香料を混ぜて作られていて、それぞれの香料で揮発する温度が異なるためです。

肌に付けた瞬間から、揮発度の高いものから低いものへと順に香っていく変化は「香り立ち」や「ノート」と呼ばれ、トップノート、ミドルノート、ラストノートの3段階に分けられることが多いです。

2.1.トップノート

トップノート(先立ち)とは、香水を付けたときに最初に感じる、爽やかで軽い香りのことです。

肌に付けてから約5分〜30分程度香り、柑橘系やハーブ系など揮発性の高い香料がよく用いられます。

2.2.ミドルノート

ミドルノート(中立ち)とは、肌に付けてから約30分〜2時間程度感じる、香水のメインとなる香りのことです。

香水に含まれているすべての香料がバランス良く、華やかに香ります。

よく「香水は出かける30分前に付けるとよい」と言われるのは、ちょうどそれくらいのタイミングで香水の主役であるミドルノートが香り始めるためです。

ミドルノートには、フローラル系やスパイス系の香料が多く用いられる傾向があります。

2.3.ラストノート

ラストノート(後立ち)とは、香水を肌に付けて約2時間〜香りが消えるまでの残香のことです。

ベースノートとも呼ばれ、付けている方の体温や肌の匂い、気候などによって独自の香りに変化していきます。

ラストノートには、ウッディ系やムスク、バニラなど持続性の高い香料がよく用いられます。

>>香水のトップノート・ミドルノート・ラストノートとは?香りの変化を楽しもう

3.香水の持続時間を長くするには?

せっかく香水を付けるなら、なるべく長くよい香りを楽しみたいですよね。

「初めからたくさんつけておく」「香りが弱くなってきたら付け足す」などの方法が真っ先に思いつくかもしれませんが、これらは付けすぎの原因に。

自分では鼻が慣れて弱く感じていても、周囲には十分香っている可能性があるため、香水の付け直しは香りの持続時間が終わる頃を目安にしましょう。

香水の香りをキレイに長持ちさせるには、付けるときのひと工夫が肝心です。

そこで、ここからは香水の香りを長持ちさせるためのポイントを紹介します。

3.1.保湿した肌に付ける

肌が乾燥している状態だと、香料が揮発しやすくなるため香りが持続しません。

香水の香りを邪魔しないよう、無香料のボディクリームやワセリンなどで丁寧に保湿してから香水を付けると、香りが長持ちしますよ♪

香水の本場であるフランスでも、空気が乾燥していることからよく実践されている方法です。

3.2.こするように付けない

よく香水を手首に付けたあとにこする方がいますが、実はこの動作はNG。

摩擦の熱で香りが飛んで、長持ちしない原因となってしまいます。

香水を付けたあとは触ったりこすったりせず、そのまま乾燥させましょう。

もし片方の手首につけてから両手首を合わせる場合、決して両手首はこすり合わせずに、ポンポンと合わせるだけにして馴染ませるようにしてください。

3.3.季節に応じて付け方を変える

香水の香りは、体温や肌の状態、気候や湿度などに影響を受けるため季節に応じて付ける位置や量を調整することで、香りをキレイに長持ちさせることができます。

例えば気温が高い夏は、体温で温められて香りが立ちやすくなるため、少量を下半身に付けるだけでも十分です。

ただしそのぶん香りが飛びやすく、持続時間もやや短くなりがちなため、こまめに付け直すとよいでしょう。

反対に乾燥しやすく体温も上がりづらい冬は、暑い季節に比べると香り立ちが少し悪くなります。

しっかり保湿してから上半身や手首など香りやすい位置に多めに付けると香りを感じやすくなるでしょう。

4.素敵な香りを持続させよう

香水は種類ごとに持続時間が異なり、その香りも時間の経過とともに変化します。

それぞれ適切な付け方や量、付け直しのタイミングを知ったうえで、香りを楽しみましょう。

フィッツオンラインストアでは、普段使いしやすいオードトワレやオードパルファムを中心に、さまざまな種類の香水を取り扱っています。

定番の香りはもちろん、クリスティアーノ・ロナウドやアリアナ・グランデなどの有名人がプロデュースしたものからオリジナルブランドまで豊富なラインナップが揃っていますので、運命の香りにきっと出会えるはずですよ。

1日中自分の好きな香りに包まれて、心地よい毎日を過ごしませんか?

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