今年の夏、発売されて香りの良さとデザイン性の高さで人気を誇る『ライジングウェーブトランスオーシャン シャローダイブ』。ここでしか聞けないヒットの秘密を探るべく、今回は企画担当者に誕生秘話を聞いてみることにしました。
Part2では「ボトルデザイン」の秘話を聞いていきましょう。「コンセプト」「香り」の秘話はPart1のこちらから!
何回も試行錯誤してできた、絶妙なグラデーション
―では、『トランスオーシャン シャローダイブ』を作るうえで一番大変だったことはなんですか?
ボトルとパッケージの色だしです。通常、印刷会社と色校正のやり取りは1.2回で終わるのですが、『トランスオーシャン シャローダイブ』は3か月もかかってしまいました…今までの2作はブルーの中でのグラデーションだったのですが、今回はオレンジとブルーという
相対色のグラデーションなのできれいな色を出すのがとっても難しいんです。
トランスオーシャンシリーズははっきりとした発色のパッケージなので、それを変えたくはありませんでした。印刷会社の方とお話してきれいな色を出せるように試行錯誤しました。
―パッケージのグラデーションがとてもきれいですよね。
パッケージだけでなく、ボトルの色出しも大変でした。実際にガラス工場に赴いて、作る過程を見せていただいたりもしながら細かく調整していただきました。
―それだけのこだわりを持って作られた、『トランスオーシャン シャローダイブ』。どんな人に使ってほしいですか?
『トランスオーシャン シャローダイブ』は、ライジングウェーブを今まで使ったことがないお客様にお使いいただきたいです。今までに使われたことがない「オレンジ」が使われていますし、香りも従来の2つに比べると軽めの香りに仕上がっています。そういった意味では、香水を初めて使う、という方にもチャレンジしてほしいですね。
一つの商品が誕生するまでに、多くのストーリーがあることがわかりましたね。様々な想いや、多くの時間が人気商品を生み出しているんです。ライジングウェーブでもいくつかのシリーズがあるため、コンセプトなどをみてみるのもより香水を楽しむきっかけになるはずです。