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香りバトン

商品プランナーが語る、香りづくりのこだわりとは?

フィッツコーポレーションで10年以上数々のヒット商品に携わり、日本のフレグランスマーケットを牽引してきたといっても過言ではないプランナーの2人。香りを企画するときのこだわりやお客様への想い、お家での香りの楽しみかたなど、たっぷり語ってもらいました。

ものづくりへのこだわり

―商品の企画に携わったブランドを教えてください。

奥村:主なブランドはライジングウェーブ、ロードダイアモンド バイ ケイスケ ホンダ、レールデュサボンなどになります。

込戸:わたしはラブ パスポート、ヴァシリーサ、パフュームスティック全般などを担当しています。

―お2人ともFITSで10年以上プランナーをされていますが、商品を企画するときのこだわりなど大事にしていることを教えてください。

奥村:大事にしていることは、直感でいい香りだと思うこと。お客様に対して自分が好きではない香りを届けるというのは、プランナーとしてとても失礼なことだと思っています。とにかく自分がその香りを好きであるということが重要だと思っています。

込戸:奥村さんと同じで自分の直感やいいと思ったものを大事にしないといけないと思っています。ただ自分がその商品のユーザーモデルではない場合、FITSの本社の場所柄、若い人やトレンドに敏感な方も多いので、ユーザーモデルに近そうな方に街頭アンケートできるチャンスがあるので地の利だと思っています。

―結構、泥臭いことをしているんですね!ご自身の直感を大事にする一方で、街での意見と違ったという経験は?

奥村:全く違うということはあまりないですが、これに決めたいと思って挑んだ街頭アンケートで外すことはありますね。「あれ?予想外れた!」って(笑)。そういうときは自分の意見より、市場の意見を尊重するようにしています。

メンズフレグランス市場を変えた商品への探求

―奥村さんはFITSのロングセラーである「ライジングウェーブ フリー ライトブルー オードトワレ」の香りを担当されましたが、当時のエピソード教えてください。

奥村:日本人に合う香りとして「清潔感」・「透明感」・「甘さ」という3つを重要視しようと考えていたので、それを忠実に表現した香りを企画して街頭アンケートを何度も何度も重ねました。その際に「甘い香りでもいいね」とお声をいただくことが多かったです。

―当時だとメンズフレグランスではあまりなかった香りの系統ですよね?

奥村:そうですね。当時メンズ香水といえば、マスキュリンな力強い香りのトレンドだったので、こんな甘い香りを男性がつけるの?という疑問の声も社内でありました。しかし街頭のお声をもとに日本人男性が欲しい香りの企画をすることができたかなと。

いま振り返ると、自分の中ではメンズフレグランスマーケットのトレンドを大きく変えた商品だと思っています。

ライジングウェーブ フリー ライトブルーはこちら

“王道”以外で伝えたかった、香りの新しさやおもしろさ

―込戸さんはFITSの中では珍しい香調の「ヴァシリーサ ヌード ワン オードパルファム」を企画されましたが、企画背景を聞かせてください。

込戸:それまでのFITSが持つ香りのポートフォリオの中では、“若い女性はフルーティフローラルだよね”とだいたい売れ筋が決まっていました。その中でずっと作り続けてもおもしろくないし、新しいものをだしたいと思っていました。

ヌード ワンは「グルマン系」という海外では評価がとても高い、甘い香りのポジションなのですが、FITSでは空いていたのでポテンシャルがあるのではないかと思いました。

―王道のフルーティフローラル以外で発売することに反対の意見もあったのでは(笑)

込戸:この時は自分の直感を大切にしたのに加えて、街頭のお声やマーケットデータなどロジックを準備しましたね(笑)。なによりお客様に香りの新しさやおもしろさを伝えたかったので、その想いを通しました。

ヴァシリーサ ヌード ワンはこちら

香りをお家で楽しむ方法

―お家にいることが多くなったご時世ですが、香り初心者の方でも取り入れやすいお家の香りとは?

奥村:ハンドクリームは身近にあると思うので、それを使って香りで“ちょっとうれしい”といった感情の経験は誰しもあると思います。そういう部分から好きな香りを把握していくのが手軽ですね。

あといまはどのご家庭でもあるファブリックスプレーですね。市場ではたくさんの香りが出ていますが、FITSでは消臭・除菌の機能を持たせながらも、香水の香りをそのまま再現しているところも“ちょっとうれしい”ポイントです。

 

―すぐに始められるお家で香りを楽しむ方法は?

奥村:私は最近よく珪藻土ってあると思うのですが、香水やボディミストを吹きかけて、靴の中や下駄箱の中にいれたりしてます。おしゃれは足元からということで靴も香りをまとっていたいところです。

込戸:お家に香水があっても、普段はお出かけのときにしか使わないという方もいらっしゃるかもしれませんが、トイレットペーパーの芯に吹きかけたり、タオルなどちょっと動かすものにつけると気分の切り替えになると思います。急な来客にも視覚的には変わらないけど、素敵なお家に見せるひとつの要素として香りをとりいれてほしいですね。

左:込戸やよい
レディースブランド中心に担当。当時国内ではなかった練り香水をスティック型にしたパフュームスティックの火付け役。

右:奥村玲生
FITS入社後すぐ企画をしたライジングウェーブ フリー オードトワレのヒットを皮切りに、数々のFITSのオリジナルブランドを担当。