毎日をもっとポジティブに、明るく楽しく過ごせるような、それぞれの香りへの想いや使い方を
香りのプロやFITS社員がリレー形式でご紹介していきます♪
特別編の今回は、ライターの通山奈津子さんが登場です!
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これまでの私は、家でじっとしているのがとても苦手で
部屋の居心地に関しては圧倒的に無頓着でした。
ずいぶん昔、友人から、「アロマを炊きながらいい香りのボディクリームを塗る時間が幸せ」と聞いたときは、その気持ちにまったく共感できず、
「そんな時間を作るくらいなら早く寝たい」と本気で思っていたくらいです。
ところが、この春からはそんな私の生活も一変。
家での充実を求めて仕方なく断捨離を決行し、勢い余って家具も買い替えたことで、
置き去りにしてきた自分だけの空間にも少しは磨きをかけることができたように思います。
多少居心地が良くなった私の部屋をいい感じに彩るのは、「香り」ではないかと思います。
中でも好きなのが、イタリア・フィレンツェ発祥の自然派フレグランスブランド
『Dr. Vranjes(ドットール・ ヴラニエス)』の「GIGLIO DI FIRENZE(ジリオ ディ フィレンツェ)」という香り。
出合いは旅行で訪れたフィレンツェ。
泊まったホテルのあらゆるところにこのディフューザーが置いてあることが妙に気になり、本店に買いに行ったのです。
スタッフの方曰く、フィレンツェのホテルではそれぞれアイコン的な香りを掲げていることが多いそうで、私も滞在中のホテル名を告げただけで、この香りがすんなり出てきました。
少し甘めのパウダリー調の空気がふわっと広がるたびに、
イタリアの景色や人々思い出し、豊かな気持ちになれるから、
香りがもたらすパワーって凄いですね。
このブランドでは最もポピュラーな赤ワインをモチーフにした「ROSSO NOBILE(ロッソ ノービレ)」をはじめ、「GINGER & LIME(ジンジャー & ライム)」、「ACQUA(アクア)」など、
持って帰れるだけたくさん買い込んで、後々大変な思いをしたことも良い思い出です。
こちらを使い切ったあとに控えているのは、
新製品発表会で見かけたときからそのスタイリッシュな佇まいに目を奪われた、
『COCOLUX AUSTRALIA(ココラックス オーストラリア)』のエコロジーなロックデュフューザー。
天然の溶岩石にフレグランスオイルを垂らして使うというひと手間感もなんだか楽しそうで、
近々私の部屋のスタメン的な存在になるのを心待ちにしています。
他愛のない日々にも美しい香りが寄り添うことで、
助けられたり、よりきらめいた気持ちになれるということを
これからも忘れずにいたいです。
書いた人『通山奈津子』
女性誌のビューティ企画を中心にライターとして活動。
アーティストや女優などのインタビューも手がける。
「フィッツコーポレーションさんとはすでに15年以上前からのお付き合い。
雑誌のタイアップ撮影など、思い出深いお仕事をたくさんご一緒させて頂きました!」