今年の夏発売されて香りの良さとデザイン性の高さで人気を誇る『ライジングウェーブトランスオーシャン シャローダイブ』。
シャローダイブが誕生したストーリーはどのようなものでしょうか。今回はこの機会を利用して、ここでしか聞けないヒットの秘密を探るべく、企画担当者に誕生秘話を聞いてみることにしました!
答えてくれた企画担当者、シャローダイブ生みの親は、、、
マーケティング部・Sさん
ライジングウェーブ・オーシャントリコの企画担当として、数多くの商品づくりに携わる。
ではさっそく質問していきましょう!!
まず、海について知ることから始まった『香水』づくり
―『シャローダイブ』はどのように生まれたのですか?
「トランスオーシャンシリーズの3作目を作ること」は決まっていましたが、中身はまだ何も決まっていない状態でした。ライジングウェーブとはどんな香水なのか、今までのトランスオーシャンシリーズとはどんな香水なのか、を理解することから始まりました。
~ここで『トランスオーシャン』シリーズのおさらい~
2015年デビュー
『TRANS OCEAN(トランスオーシャン)』
どこまでも青く、静かな安らぎに満ちた光の届かない深さの水深200mの景色を
表現しています。こちらは色気のある爽やかさが広がる、みずみずしいフローラルノートの香りです。
2017年デビュー
『TRANS OCEAN SURGE BLUE(トランスオーシャン サージブルー』
柔らかな光の音色が響くような、太陽の光がキラキラと海の中へ透き通る水深30mの景色を表現しています。こちらはこの上なくみずみずしいフルーティマリンノートの香りです。
3作目のコンセプトは、、、?
『トランスオーシャン』は、SEIKOのダイバーズウォッチとのコンセプトコラボレーションから始まりました。「二律背反」というのが大きなテーマの『トランスオーシャン』シリーズは、海の深度とダイバーの心理によってコンセプトが決まっています。
『トランスオーシャン』は、水深200mという人間の限界と言われている深さに挑むダイバーの様子がコンセプトになっていて、2作目の『サージブルー』は、水深200mに挑んだダイバーが水深50mまで上がってきた達成感を表現しています。
今回の3作目もまず「海」について調べ始めました。調べている中で、浅瀬で行われる「シャローダイビング」というものにたどり着いたんです。
そこでこのきれいな景色とダイバーの様子を商品にできたらな、と思いました。
100人が決めたトロピカルな香り
ー香水は香りから作るものと思っていましたが、「海」のシーンから作られていったのですね。
たくさんある香りの中から、調香師と一緒に、トランスオーシャンシリーズに相応しい香りを絞り込んでいきました。更にその中から、海の浅瀬をイメージできるような香りを選び、よりイメージやコンセプトに近づけられるよう改良してできたのがこの香りです。
また、実際にミスターコンの予選会場で男子高校生、女子高生に香りのヒアリングをしに行ったり、実際に街中でイメージに合いそうな男の子たちにヒアリングをして香りの選定もしました。
ライジングウェーブは「香りのヒアリング」を積極的に行い、「日本人に合う香り」を追い求めています。香りを改良していきながら、よりコンセプトやイメージに近い香りを作っていきます。
『フリー』シリーズでは「清潔感」、『ウィル』シリーズでは「洗練」、『トランスオーシャン』シリーズでは「自信」など、同じブランド内でもラインごとに異なる印象を与えられるように、様々な人にフィットする香りをつくっています。
今回はここまで!
ここまでで「コンセプト」「香り」の秘話を聞くことができました。なぜライジングウェーブが人気なのか、少しわかったような気がしますね。続きのPart2では、今回とっても苦労したという●●についてのお話を聞いてみました。ぜひチェックしてください♪
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