ビジネススタイルのプロが教える身だしなみの作法。
さりげない香りでデキるオトコに
ビジネスシーンにおいて最重要アイテムの一つと言えるスーツ。従来は既製品を選ぶのが一般的でしたが、最近、認知度の高まりとともに利用者が増えているのがオーダースーツです。
オーダースーツ専門店では、「テーラー」と呼ばれるスペシャリストたちが、スーツ作りをお手伝いしてくれます。
今回お話を伺ったのは、全国に店舗を構える人気店「オーダースーツSADA」の神田・秋葉原ショールーム店長を務める阪本俊さん。ビジネスシーンにふさわしい身だしなみ、香りについてお聞きしました。
最初に行うのが生地選びです。お好みの素材や着用されるシーンをお伺いしながら理想に近い生地の素材、柄などをご提案させていただきます。
それから、お客さまのお好みに合わせて、ボタンや裏地などのディテールを決めていき、採寸に入ります。
サイズ感を大切にすることですね。色や柄、シルエットなど、流行りのものを選ぶのもいいのですが、上品な着こなしの決め手になるのは、やはりお客さまに適したサイズ感です。「ゆったりしすぎず、細すぎず」ということを念頭においてご提案しています。
最低限のエチケットとして香りには気を配るようにしていますね。こまめに消臭剤などを使って、お客さまに不快な思いをさせないように気をつけています。
接客業なので、強い香りは望ましくありませんが、お客さまに心地よい時間を過ごしていただくためには、さりげない香りがあるほうがいいのかなと。
さわやかですね! 近くにいて気になるほど香りが強くないですし、いかにも「香水をつけている」という主張がなくて使いやすそうです。
香りがきつすぎると、お客さまによっては逆効果です。ときにはクレームにつながることもあります。ライジングウェーブのさりげない香りなら、多くの人に受けそうですね。
香水をつけていらっしゃる方も多いです。でも、つけていても本当にさりげないものですね。逆に、お父さま世代で美意識の高い方だと、主張の強い香水をつけていらっしゃることが多いかと思います。
――ビジネスシーンにおいても、香りは大事ですか?良い香りをつければ間違いなく好印象を与えることができると思います。相手に不快な思いをさせないという点でも重要です。どんなに格好よくスーツを着ていても、香りがちょっと……となると、本当に台無しになってしまいますから。
相手に嫌味にならない程度に強すぎないことが条件ですが、ビジネスシーンでもっと香りをまとうことに積極的でもいいのではないでしょうか。さりげないライジングウェーブの香りはビジネスシーンでも活躍してくれそうですね。
ビジネスシーンでは、強すぎる香りだとマナー違反になることも。「ライジングウェーブ フリー ライトブルー」のような、さわやかでさりげない香りなら、効果的に印象アップが実現。つける人も選びません。
オンオフ問わず、香りは大事なコミュニケーションのひとつ。主張しすぎない香りをまとって、デキるビジネスパーソンを目指してみては?