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編集部コラム

【編集部コラム】PARFA TUNE × Mrs. GREEN APPLE スペシャルインタビュー #1

FITSが様々なアーティストを迎え入れ、オリジナル楽曲とともにオンリーワンの香水を生みだすコラボ プロジェクト「PARFA TUNE(パルファチューン)」。19 世紀にイギリスで発明された「香階」という伝統的な手法をつかって、音を香りで表現するこのプロジェクトの第一弾コラボアーティスト「Mrs. GREEN APPLE」。

今回、特別インタビューを実施。

#1ではパルファチューンの音楽と香りのコラボレーションに込めた想いや、香水づくりでこだわったポイントを、#2ではコラボレーション楽曲「フロリジナル」の制作秘話を商品開発時のオフショットとともにお届けします!

パルファチューンの第一弾コラボレーションアーティストとして参画いただいた理由や、プロジェクトに共感したポイントは?

大森:オリジナル香水を作れることは誰しもわくわくすることだと思っていて、自分たちが作りたいものを作って楽曲としてコラボレーションできることは未知数でありすごく実験的で面白いなと思いました。日常的にも僕は香りものが好きなので、個人的にもすごく興味がありましたし、どういう風になるのか想像ができなかったです。

 

香水をプロデュースするのは初めてだと思いますが、いかがでしたか?

大森:まず、ほかのグッズなどと比べて制作にかかる期間が違いますね。1年以上かかるのは初めてだったので、翌年の自分たちのモードを想像する必要がありました。普段作るバンドとしてのグッズは、パッと見て「ミセスだ」とわかるようなことは意識していますが、香りって可視化できないものなのでどうやって作っていったらいいんだろう?と悩んだりもしましたね。

 

香りやデザインにすごくこだわっていただいた印象でしたが、お気に入りのポイントはありますか?

若井:香りはもちろん、パッケージやボトルのデザインがお気に入りです。デザインはかなり話し合った記憶があります。

大森:いろんな灯りの下で色を試し見たりしてね。

若井:一つ一つの色味だったり、キャップだったり。

大森:もはや懐かしいもんね。

若井:そこはすごくお気に入りですね。やっぱりかわいいなって。

藤澤:たくさんの人に手に取ってもらいたいっていう想いと、ミセスならではのイメージも伝わればいいなって。

大森:僕は「グリーンアップルを使っていない」というところです。ミセスグリーンアップルが香水をつくったらグリーンアップルの香りは排除されるというのがカウンター技のような気がして。でも、いざ嗅いでみるとすごく情景が広がるというか、なるほどなと思ってもらえる香りだと思うので、グリーンアップルの香りを使わずにいかに自分たちの表現したい世界観を広げることができるのか?という点は面白かったです。

藤澤:時間の変化とともに香りが変わるというのを僕は今回初めて知って、すごく面白いなと思って。そういうところも楽しんでもらえるかはメンバーでよく話していました。

大森:え!香水ビギナーじゃん!笑

▲打ち合わせ風景

 パッケージのラベルとボトルのラインは同じ色でのデザインも見ていただきましたが、最終デザインでは異なるカラーを選んでいただきました。色の違いには何か想いがあったのですか?

大森:一緒がわかりやすいかなとは思ったのですが、箱から出してボトルを手に取った時のバランス感は緑が好きで、箱はブルーが効いている気がして。特になにか意味があるというよりは個別で考えたときに印象的な方を選びました。

藤澤:開けたときの嬉しさにはこだわってみんなで話しました。

大森:ボトルで飾りたい人、箱も一緒に飾りたい人などいろんな人がいますよね。

 

 

コラボレーション前後で香りに対するイメージの変化はありましたか?

大森:最後に香りの濃度を決めるときに、今まで同じ香りで濃度が違うものを嗅ぎ比べたりしたことはなかったので、同じ香料でも香りの濃度で印象がこんなに違うというのは初めての体験でした。

若井:香りに音がついていて、音楽に通ずる部分があるんだという発見は大きかったです。

大森:改めて 1 個 1 個の香りのこだわっている部分だったり、奇跡のような配合で香りができているというのはすごく勉強になりました。

▲打ち合わせ風景

―FITSでは「香り」を中心に商品を展開するメーカーとして、「香りを文化にすること」をビジョンとして掲げています。今回、音楽とコラボすることで香りの可能性を広げていきたいと思っています。 音楽を通して香りに触れていただくことで、メンバーのみなさんももちろん、これまで香りを手に取ってこなかった方やこれから香りに出会う方にも香りの魅力を感じていただけたらと思っています。

大森:音楽も香りも人の敏感なセンサーによってさまざまな感じ取られ方をする作品で、その部分が通じていると思います。香りは思い出として「あのときの香り」などその瞬間に戻してくれたり、そのときに思っていたことを引き出してくれたりするもの。

一方で音楽は、昔聞いていた曲でも新たな発見があったり、常に更新されていくものだと感じています。

 

香りが記憶と結びつくというのは一般的にも言われていますし、私たちも商品で表現していたりもするので、実際に感じていただけたのはうれしいです。 香りを実際に作っていただいて、香り自体にはどんな想いを込めたり、どんな世界観を作ろうと考えていましたか?

大森:「それぞれに寄り添える爽やかさ」は大きいイメージで持っていました。僕は日常的には重い香りを使うことが多いのですが、1 年中プライベートでもフォーマルでもいろんなシーンに寄り添った爽やかさはどういうものなのか?を意識しました。僕たちも爽やかな印象を持たれがちなのですが、ただ若々しく疾走感のある、爽快な、という意味だけではなくて「いろんな爽やかさ」というイメージを意識しました。

 

 

ミセスさんのバンドとしてのイメージの爽やかさがキーになっていますか?

大森:僕たちは自分たちで「爽やかにやろう!」と言っていたわけではなくて、自分たちのイメージを客観的に見て僕たちがつくっていて背伸びをせずに深みのある香りはなんだろう?と考えたときにリンクはしていたと思います。

 

#1では香水の開発秘話をお届けしました。

#2はこちらからお読みいただけます。

【編集部コラム】PARFA TUNE×Mrs. GREEN APPLE スペシャルインタビュー#2
https://fitsonlinestore.com/staff-diary/2022/11/08/4987/

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