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編集部コラム

10/1は「香水の日」。フレグランスアドバイザー MAHOさんに聞く「香水の日」って?

10/1は「香水の日」であることをご存知でしたか?

フレグランスメーカーであるフィッツコーポレーションにとっても特別な日。

今回はフレグランスアドバイザー MAHOさんをお呼びして、“改めて「香水の日」とはなにか?”、“いまトレンドの香りって?”、“プロが教える香りの選び方“…など、普段聞けないような貴重なお話しをお伺いしました。

<フレグランスアドバイザー MAHOさん>

プロフィール

MAHO(まほ)

フレグランス関連企業を経て独立。メディアやイベントセミナー、スタッフトレーニングのサポートを通し、嗅覚感性や香水の魅力について、ブランドの垣根を越えてアドバイスを行う。日本調香技術普及協会理事。

―10月1日「香水の日」とはどのような日でしょうか?

目には見えないものの、人々の気持ちや感性を豊かにしてくれる香りや香水の魅力を広めていく記念日のために、秋の衣替えの季節に合わせて10月1日が【香水の日】として制定されました。

秋はファッションの季節の始まりでもあり、またクリスマスから年末に向かう折は、街のイルミネーションとともに人々の気持ちも華やぎ、マーケットも賑わいます。香水も限定品などギフトアイテム を含め、普段以上に商品が豊富になります。

澄んだ空気には、シンプルな爽やかさから深みのある甘さまで、幅広い香りが映えます。

冬の新しい洋服やメイクに合わせて、また1日の活動前や夜のおやすみ前など、様々なシーンで香りを取り入れ気分転換していただきたいですね。
「香水」という言葉になっていますが、化粧品やトイレタリー、またインテリアの一つとして空間に香らせる芳香剤、お香に用いられている”香水調”の香りも、フレグランスという香粧品の芳香です。
香水をボディに直接つけることができない方でも、フィッツホームフレグランスのようなルームフレグランス で楽しむことができるでしょう。【香水の日】にお世話になった方へギフトとしても素敵ですね。

―海外でも「香水の日」はあるのでしょうか?

日本では2010年より10月1日が香水の日ですが、これを制定した日本フレグランス協会が提携するニューヨークの本部The Fragrance Foundationでも、2018年より3月21日をFRAGRANCE DAY™とし、春のシーズンをスタートするにあたってブランドや小売業者を繋げ、ユーザーへのフレグランス認知を高められるようにしています。
いずれにしても、香りを着替えるタイミングとして春夏か秋冬といった季節感を意識すると、温度や湿度にもマッチする香りが選べますし、フレグランスのワードローブの見直しもできますね。

―日本や海外に香りのトレンドというものは存在するのでしょうか?

今や全ての業界がそうであるように、 sustainabilityとwellnessが世界的に影響力のある概念で、消費者の選択に影響を与えています。
もちろん香調的なトレンドもあります。日本では近年、キンモクセイを テーマにしたフレグランスが空前のブームと言えるかもしれません。

―MAHOさんはどうやって香りを選んでいますか?
 初心者でも実践できる香りの選び方を教えてください!

スケジュールやその日にお会いする方の雰囲気を思い浮かべながら、季節・天候、なりたい気分などを複合的に判断して選んでいます・・・私にとってはこの香りを選ぶ時間が何より楽しみで、自身のためだけでなく、パーソナルセレクトのご相談に見えてくださる方にはもちろん、コスメやファッションの雑誌でフレグランスセレクトのご依頼をいただくと、寝るのも忘れて読者の方へ提案するコーディネートに耽ってしまうほどです。

午後から仕事の打ち合わせに出かける予定の、とある秋の日のコーディネート。
長い一日に向けて香りのベースを作るため、また墨のような香りが心を落ち着けてくれるような、ブルガリのアレーグラ『マニファイング パチョリ』をウエスト両サイドにひと吹きずつスプレーして洋服を着ます。これはモーニングコーヒーのようです。
ランチを終え打ち合わせに出かける前には、やはりパチョリがモダンに効いて、ナチュラルなグリーン感とフェミニンな優しさが漂うヴァシリーサ『リ フレクト メモリー』を 膝の裏側にプラスします。打ち合わせでも固くならずに和やかな話ができるように押してくれる香りは、食後のルイボスティーのようです。
仕事を終えたひと時には、日中二つの香りとも相性のよいディプティックの『ロード ネロリ』を肘の内側に。疲れが軽減されるようにリフレッシュでき、帰路の足取りも軽やかになります。まるでベルベーヌティーのような存在です。
と、こんな凝った使い方も乙なのですが、
1日のなかで違う香りを重ね付けしないといけないの!?それは時間的にも難しいと感じる方が多いでしょう。
大丈夫です、簡単にできる香りのワードローブの揃え方や使い分けのテクニックがあります。
柑橘やスズランの香りが効いた石鹸のように爽やかなタイプを 一つと、果実味やスパイスが効いた芳醇なタイプ一つ を用意しておけば、朝や仕事の開始、また休日や就寝前など時間帯や過ごし方によってスマートに使い分けが叶います。

また、「香水」というと敷居が高く感じる方や、環境によっては自分だけに香る程度が良いという方もいるでしょう。そんな時は練り香タイプから始めるのもオススメです。
特にパフュームスティックのような繰り出し型 で使用できるタイプはコンパクトなサイズで、指も汚さずに少量をさっと肌につけることができる上、自分だけに香るような穏やかな香り立ちなので、安心して好みの香りをセレクトできます。
【香水の日】、まずは大注目のキンモクセイの 香りをパフュームスティックで チャレンジしてみませんか?

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